J3リーグへの降格が決定してから1週間。サガミスタの皆さんいかがお過ごしでしょうか。
僕はこの事実を受け入れることは想像していたよりもずっと楽でした。自分がやらなければいけない事ができなかった時に僕の中では最悪の事態を受け入れる準備もしていたのかもしれません。
この結果に対して理不尽さを感じる事がない事が僕の気持ちの全てのような気がしています。同時に受け入れ難い、と感じられる人を羨ましくも思います。僕だって自分を思いっきり表現しきった上で結果を待ちたかったですから。
最後の試合には出場できなかった訳ですが、ミスをしたわけですからそれは当然です。むしろ、それでも19人目として遠征メンバーに選ばれたことに感謝しなければいけないと思っています。最後までチームと共に闘いましたが、やはり感じる事は同じです。やるべき時にやらなければいけなかった、と。
最後の1週間は紅白戦にも出られなかったので出場の可能性は低いだろうなとは感じていました。その中でやらなければいけない事はありましたし、それはやり切りました。でもそれは僕が大きな責任を背負う覚悟ができなかった故に背負う事ができた、より小さなものです。可能ならばもっと大きなものを背負いたかったです。室内アップ場からグランドに出て行く18人を送り出した後、1人ぼっちの僕は後悔だらけでした。なぜ後悔しない選択や考え方ができなかったのか、と。
難しい事であると思うしこれからも僕は間違うだろうけれど、自分へのベクトルの向け方は以後もっと慎重にやっていかなければいけません。
不思議なことに悔しさや無念さはあまりないです。自業自得だろ？と自分に言われている。ただただそればかり感じます。
この数ヶ月間は吐きそうな毎日でした。色んな感情に振り回されました。僕の人生ではなかったように思います。早く終わってくれ、と思う毎日でしたが、終わってみればあっけからんとしています。受け入れて、考え、トライする。繰り返し続けるしかありません。生活の全てにおいて。
最後になりましたがサガミスタの皆さん、今年も1年間ありがとうございました。選手の立場から言うのはおかしいですけれど、毎年最終節までドキドキできるチームって多くないですし、チームの変化や成長といったものは感じ易いのではないかなと思っています。僕はここ2年しか在籍していませんが、今まさに変化の真っ最中にあるチームと共に1人でも多くのサガミスタが歩んでくれたら、より楽しい過程になる事を確信しています。その為にも応援していただける魅力を持てるよう精進します。
では。
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