第9節岐阜との試合は0-2で敗戦となりました。僕は後半30分からボランチとして出場しました。
厳しい時期は続きますが、今日はチームとして新しい試みをしてそれがうまくいっていた部分も出ていた試合だったように思います。決定的なチャンスもここ数試合の中では最も多く作り出すことができたのではないでしょうか。
とはいえ結果が最も大切です。しかしこういった状況で、”結果を出さなければ”と考えすぎて焦りを生みだしてはもっと状況は悪くなるでしょう。結果を残す為に結果だけにフォーカスしてもうまくはいかない事の方が多いのではないでしょうか。
「結果は後からついてくるもの。」
今日は初めてベンチ入りした時のお話です。
プロ1年目の時、チーム内のフィールドプレイヤーで唯一僕だけが1度もピッチに立つ事はできませんでしたが、ナビスコ杯の準決勝名古屋戦のベンチメンバーに選ばれました。
居残り練習を終えてクラブハウスに戻ろうとしていた僕に、奥野僚右コーチが
「バチ、名古屋に行くから準備しなさい。」
と伝えてくれたのですが、
「分かりましたー笑笑」
と、とてもラフに答えたのを覚えています。冗談としか受け取っていなかったので冗談で返しました笑。しかし、クラブハウスに戻るとみんなが騒いでいました。バチがメンバーに入った、と笑。その時に、ほんまやったんやと実感しました。
とても嬉しかったです。僕は当時ボランチで練習に参加するチャンスが中々無かったので、CBとしてプレーしていましたが、そこでのプレーぶりを見て奥野さんがオリヴェイラ監督に進言してくれたらしいです。
「あいつは不慣れなポジションでも頑張っている。ベンチメンバーに入れて欲しい。」と。
クラブハウスに戻った僕にみんな声をかけてくれましたがほとんど覚えていません笑。というのも(岩政)大樹さんからかけられた言葉がとても印象的だったのです。
「25才、もしくは10年後にお前がどんな選手になっているかが大事だぞ。」
“今”を喜ぶ自分に対して、”未来”とのバランスの秤を持つように、との意味が込められたアドバイスでした。
どうやってもうまくいかない焦りと闘っていた日々で答えを求めていました。目の前の結果だけにフォーカスすると冷静に客観的に自分のすべき事を整理しづらくなります。
今何をすべきか、を長期の目線で持つことも大切なのです。その中で”焦り”との距離感が見えてくることもあります。今できないことを今やろうとするから焦るのです。
僕にとって必要なアドバイスを、必要なタイミングでいただいたと思っています。
そんな僕も当時の大樹さんと同じ年齢になり(本当かな〜🤔笑)、結果を残したくて焦る気持ちがあるという後輩に自分の経験を話す側の立場にもなりました。
アドバイスしようなんて全く思いません。ただ、考えるきっかけを与えてくれた先輩達のように僕も接することができれば、と思います。んー、難くね?🙄笑
結果が全ての世界で、コーチが姿勢を評価してくれ、先輩が目先の結果だけを求めすぎない事の大切さを教えてくれました。
結果を残す為に、結果にフォーカスしない。矛盾しているようですが、僕にはとても大切な感覚です。
さぁ、結果を残す為、相模原に戻ってみんなで練習です。
では。
今日の英語
creep 忍び寄る
自動車を運転する際にブレーキペダルから足を外すとスススッと進みますよね🤔。あれをクリープ現象と言うのですが、まさしく忍び寄るですね。
会話の中では過去形や過去分詞で出てくることが多そうなので↓
crept 過去形 cropen 過去分詞
I was afraid of feeling someone creeping.
(誰かが忍び寄るのを感じて怖かった。)
afraid of〜 で 〜を怖がるですが、〜には名詞が入ります。なので動詞を使う場合にはingをつけて名詞節にする必要がありますね。
先日SC相模原の公式Twitter上でも、英単語の紹介をさせていただきました😁。是非そちらも見て頂ければとおもいます。(1分程の動画です。)
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