僕にとって初の海外でのシーズンが先日終わりました。異なるポジションで、これまでとはサッカーの文化が違う、求められる役割も変わる、コミュニケーションひとつにしたって全然違う中でシーズンをフルに戦えた事は色んな刺激を僕に与えてくれました。ここ数年は海外挑戦に向けて準備してきた部分もあったのですが、そういったものがある程度正しかったという実感もあります。
しかし、何より嬉しいのはチームとして残留を果たせた事です。ここ数年はダントツで最下位だったのでシーズン当初はかなり不安でしたが、途中監督が移籍するまでは非常にうまく戦えていたと思います。
監督交代後の10試合で1勝程、残留が決まった後の最後3試合は3連敗という事で終わり方としては良くなかったですが、なんとか乗り切ったという感じです。
外国人助っ人として、またチーム最年長の1人としてのプレーは僕が今まで経験してみたかったことだったように思います。
1試合怪我で欠場しただけでクビにされるくらい怒られたり、「年長者としてチームを引っ張るプレーをしなければいけない」と言われ続けました。また、僕はJ1リーグに所属していた事を伏せてチームに加入しましたが、鹿島アントラーズはこの国でも非常に有名で、僕に対するプレーレベルの要求はそれなりに高かったように思います笑。
そうなるのが嫌で言わなかったのですが😎。
「アントラーズでプレーしていた」事で契約がもらえるような場所ではないですし、実際、経歴書を見せた上で練習参加したチームには合格できませんでした。(そのチームは今所属しているチームよりも下部リーグでしたが。)
監督によって選手の評価は変わるので、僕は自分を評価してくれる監督と巡り会えて幸運だったと思いますし、巡り合うまで行動し続けられて良かったなと思います。
来シーズンについてですが、既に決まっている事はとても少ないです。
先日監督から、今年で監督を辞めるというメッセージを受け取った以外は。数日前までは本人から続投すると伝えられていた上に、来シーズンの条件も監督から提示されていたので驚きましたが、そういった事は当然起こり得るのでしっかり対応しなければいけません。
来年どこで何をするにしてもまた難しい事になるでしょう。どんな監督にも必要とされる選手にならなければいけません。
苦しい時間は沢山あると思います。
ただ、その苦しさが自分を律してくれるので自分のベストを楽しみながら出せればいいなと思っています。
数ヶ月後には会計士のテストも受ける予定です。
英語での試験なのと、本来何度かに分けて受けるところを1度にまとめて受験するつもりなので無謀かもしれませんが。
やりたい事はピッチ内外で増えました。
できない事をより多く知ったからでしょうか。
なんにせよそれは僕にとって最も嬉しい事のひとつです。
それを求めて海外に来たわけではないですが、結果オーライですね。
また去就が決まればブログやラジオで報告させていただきます。
今日の英語
nonnegotiable=交渉余地無し
試合前に監督がよく使います。
「全てをかけて闘うんだ。そこに交渉の余地はない。」
テンションを更に上げてくれますね。
これから始まる契約交渉の際には聞きたくないですが😏。
かっこいいんで使ってみてください👌
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