同期入団の移籍に思うこと

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2022年末、アントラーズに所属していたのは聖真だけでした。そこから源が加入し岳が海外から帰ってきて、再び共闘が見られると思ったのも束の間。1年半後の現在、聖真は故郷の山形に移籍し、岳は鹿島のキャプテン、源は町田のキャプテンとして優勝争いをしています。サッカーの世界は目まぐるしく動くとは言え、色んな驚きがあります。僕も23年シーズンよりオーストラリアへ移籍して、今までとは異なったポジションでプレーしています。僕ら同期の”選択”は誰にも想像する事はできなかったのではないでしょうか?

個人的にはそれぞれの選択に”覚悟”を感じます。岳がまだまだバリバリ動ける内に鹿島に戻ってきたことも、源が鹿島に戻った後に1年で同じカテゴリーのチームへ移籍した事も聖真が20年程所属したクラブを離れて故郷に戻った事も、全てが大きな決断だったと思います。僕は”鹿島を離れる”という決断をした事もクビになった事もありますが、それぞれ大きな決断でした。それぞれのクラブに思い入れがあるのはもちろんですが、プロとしてのスタートをきったチームの色にまず染まるのがサッカー選手です。僕は鹿島に入団する前に言われたことがあります。「まだ何色にも染まっていないから鹿島の色に染められる。」と。代表歴もなく、ましてや県レベルの選抜にも選ばれなかった僕は高いレベルでのプレー経験がなく、サッカーのイロハについて鹿島のスタイルを吸収させやすいという事でした。

自分のキャリアを考えた時に慣れ親しんだ色から新しい色へのチャレンジが必要な時がありますし、同じチームだからといって10年前と同じ色だとは限りません。サッカー選手が個人事業主である以上、自分のキャリアをどのように色付けしていくのかは己の責任です。そういった意味で、覚悟を持って”今の”チームでプレーする事を選んだ同期の3人からは大きな刺激を貰うことができました。ピッチで今後、共闘するというのはなかなか難しいとは思いますが、そういった友人に恵まれた事を今僕は嬉しく思います。(早速、聖真は得点しましたね!僕は1年所属したのに決めれなかったのですが😏。)

退路を絶って選んだ道の先で、敵として合間見える。ゴールデンエイジとは違う形でまだまだこれから織りなす物語に僕も参加してみたかったですが、僕は僕で海外でのプレーを楽しんでいます。これからも彼らが刺激を与えてくれるのは間違いないと思うのでほんとありがたいですね。

さて、今日紹介するのはあまり言われたくないフレーズです😏。

試合中、監督が発する事の多い表現です笑。選手のミスを叱責する時どんな言い方をすると思いますか?😁

色々とあるのですが、今日はそのひとつ”got to(gotta) be better.”を紹介したいと思います。ガタ(ダ)ビーベターって言うんですけど、gotta で-しないといけない、-であるべきだ、というような意味になります。もっと良くしろ!ダメだぞ!みたいなニュアンスなのであまり選手としては聞きたくないフレーズですね🤣。ちなみにここではyouが省略されていますね。分かりきった主語の時はよく省かれます。日本語でも同じですね!ちなみに、gottaは have got to の省略というのが正しいようです。

Get の使い方は本当にたくさんで、会話の中で最も出てくる単語のひとつです。ラジオで紹介したDon’t get me wrong.誤解しないで。も使える表現です。

get の意味のひとつとして、-になる、-にさせるというのがあります。そうでない状態からその状態になる、という事です。例えば、I get ready というと、準備できた=準備できていない状態から準備できた状態になる。I get sick 風邪をひいた=風邪の状態になった。

getとreadyの間に人や物を入れると、get you ready あなたを準備させた。get him sick 風邪を引かせた。のようになります。

Not keeping my body warm after taking bath got me sick.

風呂上がりに暖かくしなかった事が私を風邪にしました=風邪ひいた

Not playing the game on this weekend got me ready to work out today.

週末の試合に出なかったことが、今日トレーニングする準備をさせた。=週末出なかったので今日トレーニングできた。

では。

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